165NEWS - 勿忘草
川の流れにゆられ流れる
【潺潺清波中徐徐漂流前行】
名も知らぬ花びら
【無法喚出名諱的薄青花瓣】
いづくより来たりし花
【不知從何處落入淺溪的花】
行くあても知らずして
【也不知要隨波逐流到何處】
遠きなつかし日々の名残は
【那久遠而難忘的舊日殘韻】
今も変わらずにあれど
【儘管時至今日也未曾改變】
手をのばせば消えてゆく
【但是伸出雙手便如煙飛逝】
あなたの香り
【你的香氣】
雨にも負けず 風に揺られて
【大雨瓢潑也絕不會輸 依舊隨風搖曳】
思い誇りて咲いた
【思慕如花傲然綻放】
あなたの名は
【你的名諱】
愛しくも あなたは見えず
【縱然深愛 也無法與你相見】
見えぬまま 微笑みいたる
【難以相會 也依然展露笑顏】
春の花 それは麗しき
【春日的花 多麼地美麗動人】
風に舞う もののあはれと
【迎風飛舞 徒留我睹物感傷】