663松たか子 - 四次元トランク
作詞 ゆきち
作曲 Sin
唄 松 たか子


四次元につづく
古いトランクの中
くだらないほど
宝物ばかり
音が出るしゃぼん玉
とれない知恵の輪
まつぼっくり
かつて浮いてた風船
すべてが
血となり体もつくった
あなたは
となりで覗いてる
こどもだましに
愛しててあげるわ
赤目うさぎは
月夜に逃がしましょ
囚われの身は
ほんとはどっちなの
箱詰めにして
贈るわ永久の旅へ
きれいな包装抵
ロシアの指人形
穴あきコルク
ペらペらの絵本
形あるものだけで
世界は満ちてく
だからもっと
この手で粉ふりかける
気まぐれ
臆病でたまに嘘つき
あなたを
まるめてつきおとす
目眩めく日を
誓った舌の根が
乾かぬうちに
鍵してしまいましょ
波紋を呼んだ
心がふと騒ぐ
底なしの水
その奥に届くまで
ね 風が吹き込む
虹がかかるの
見えるかな
こどもだましに
愛しててあげるわ
赤目うさぎは
月夜に逃がしましょ
囚われの身は
ほんとはどっちなの
箱詰めにして
贈るわ永久の旅へ
じっとしてね
覚悟してね
永久の旅へ