672松たか子 - 夕暮れと嘘
作詞 高田みち子
作曲 高田みち子
唄 松 たか子
彼女が あなたの髪をなでる
あたしは急いで 空に目を遣る
いけないことだと知りながら
あなたばかりを 逐ってる
惹かれあう2人が愛しいほど
ひとりになる 夜が怖い
押し殺した 胸の内側に
あなたが また 微笑いにくる
見破らないでいて
気付かないでいて
あふれそうな気持ちを
誰かが見抜いても
最後まで 知らんぷりするの
並んで 両手につないだ 手と手は
壊せないね 無力な恋
ふざけて絡ませて腕に ぎゅっと
一瞬だけ 気持ち込めた
帰り道 呼び止めた風の中
最高のトモダチ、つて言えたから
大丈夫、大丈夫なのに 今は
あなたが眩しくて 泣きそうなの
見破らないでいて
気付かないでいて
あふれそうなあたしを
あなたが見抜いても
最後まで 知らんぷりしてね
見破らないでいて
気付かないでいて
ずっと見送る あたし
寄り添う 長い影
最後まで 振りかえらないでね